「 霊峰 富士 」 と称されるように、私にとっても、 「 富士山 」 は霊験あらたかな存在です。
山から見た富士、海から見た富士、空から見た富士は、それぞれ趣が違います。 また、
日本人は勿論のこと、世界中の人々も Mt.Fuji の姿に接すると、大きな感動を得て 自然に
手を合わせます。
富士山の自然現象である 「 ダイヤモンド富士 」 が先日、出現したというニュースが、伝えられ
ました。
◎ 荘厳 ダブルダイヤ ◎
この現象は毎年4月と8月の20日前後に見ることができるそうです。
18日、静岡県富士宮市の田貫湖に、富士山頂から朝日が光を放つ 「 ダイヤモンド富士 」
が出現した。
凪の湖面に鏡のようにその光が反映し、 「 ダブルダイヤモンド 」 となった。
星空が広がる午前4時前から、湖西の展望デッキには約40脚の三脚が置かれ、カメラマンたち
がその瞬間を待った。午前6時すぎ、一瞬の光の美を見せた富士は約10分後にはもやに包まれた。
( 以上 M新聞より抜粋 )
2009年3月、横浜みなとみらいのビル群を背景に出現した 「 パール富士 」 についてのHPです。
どうぞクリックしてご覧下さい !
右写真 : 上写真は、 「 山頂のダイヤモンド冨士 」 と 「 田貫湖のダイヤモンド冨士 」 、
下写真は、ビル群に現れた 「 パール冨士 」 です。
◎ 私の富士登山 ◎
富士山に 「 一度登らぬバカ、二度登るバカ 」 と 子どもの頃に言われた記憶があります。
そんなわけでもないのですが、1951年 中学2年生の時に 引率されて「富士登山」に参加しました。
学卒一年生(?)の元気な若々しいクラス担任のT子先生に、多少怠け者の生徒たちは 背中を
押されつつ頑張りました。 感謝 !
当時は、吉田浅間神社から 五合目(馬返し)まで徒歩、 森林地帯の素晴らしさを満喫しました。
五合目からは、木々もなく、一面溶岩でゴロゴロした原野を歩くばかりで、延々景色も変わりません。
富士山頂は目前に見えるのですが、いつまで歩いても頂上まで到着出来ず、八合目の山小屋で宿泊。
翌朝、ここでご来光を仰ぎました。 子どもながら世界を制したような感動を覚えています。
九合目から中学生には、苦難の道を経験し 浅間大社 富士山頂上奥宮に無事到着しました。 ブラボー !
右写真 : 険しい登山道を登る教師と中学2年生(後から2番目が私)たちです。