1400光年先に

地球に似た星(地球のいとこ)


” 音速 ” とは、媒質中を伝わる音の速さで、大気中の音速 1225 km/h だそうです。  通常、乾燥空気中で 331.45m/sといわれています。
音 よりモットもっと早い速度で伝播するのは 光 です。
” 光速度 ” とは、光が伝播する速さで 太陽から地球まで約8分20秒、月から地球は、 2秒もかかりません。  通常、1秒間に地球を7回半回ることができる速さ とも表現 されています。


◎ ケプラー452b ◎

先日、水・大気が存在する可能性がある ” 地球のいとこと思われる星 ” が、発見されたと 報道されていました。
米航空宇宙局は23日、地球から1400光年先の はくちょう座の方向にある太陽に似た恒星 の周囲を、直径が地球の1.6倍の惑星が回っているのを、ケプラー宇宙望遠鏡の観測で 見つけたと発表した。
NASAは 「 地球より大きくて年上のいとこのような星。これまで見つかった中で生命 を育む環境を備える可能性が最も高く、『もう一つの地球』を将来探すのに役立ちそうだ 」 としている。
惑星の名前は 「 ケプラー452b 」 。 太陽より20%ほど明るい恒星を385日で周回する。  公転半径が地球と太陽の距離に近いため、地表に水が存在する可能性がある。
太陽の年齢は約46億年だが、恒星は60億年とみられる。
光の速さで飛行する探査機を使っても到達に1400年かかる。   
(以上、S紙より抜粋しました。)

右写真 : 上段は地球(左)とケプラー452b(右)の想像図。
下段は地表に水が存在する可能性があるケプラー452bの想像図


1秒間に地球を7回半回ることができる速さで 飛行する探査機を使っても到達に1400年かかります。
因みに 今から1400年前の日本は、 仏教伝来(538)、 聖徳太子摂政(593) の時代です。
騒がしい世間から遠く宇宙を眺めるのも夢とロマンがあって楽しいものです。


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