和時計 (5)


昨年9月から 「 和時計をつくる (パーツ付きクラフトマガジン) 」 に挑戦しています。
今週は第40号、最終60号まであと20週となりました。
本当に細かい部品を苦労して組み立てたり、大まかな骨格部分を 組み立てたり、結構 楽しみながら頑張ってきました。  ブラボー !


◎ 第40号までの和時計 ◎

今週号では、
先ず 台下板 (34号まで) と台上板 (16号まで) を接着剤を使って しっかり組み立てる作業で大まかな部分です。
続いて 文字盤に時打ちねじ(約5o)を 24ケ所ねじ留め する細かな作業 です。

ここまで作った部品を仮組み立てしてみました。
漸く 「 江戸時代の 不定時法 を刻み、鐘で時刻を知らせる和時計 」 の全体像( 高さ/約67p、 幅/約24p )が出現しました。
完成した暁に 「 どこに置こうか ? 」 心配になりました。

右写真 : 仮組み立てした 「 和時計 」 です。   ( 左下写真が完成時の和時計 )


◎ 徳川家康の和時計 ◎

久能山東照宮に徳川家康の遺品として伝わる西洋時計について、 大英博物館の時計専門家が 「 16世紀当時の最高技術を結集した傑作で、 歴史的価値が高い。 」 とする調査結果を発表しました。
(以上、M新聞より抜粋しました。)
この時計は1581年にスペイン国王お抱えのベルギー人時計職人が製作 したもので、千葉県沖で難破したスペインの船を救助したお礼で1611年、 家康公に贈られ、1979年に国の重要文化財に指定されています。

右写真 : 家康公が所有していた 日本最古の西洋時計 です。


この西洋時計は、外観的にも内容的にも 江戸時代和時計 とは雲泥の差 を感じます。
しかし、明治以降の日本時計の技術は、世界の時計製品を凌駕しています。


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