果てしもなく 広がる宇宙 !
それを想像し 思いを繋げるロマン !
駅前の選挙騒音(?)から逃れるように !
素敵な宇宙の旅に 出かけよう !
☆ はやぶさ ☆
南アフリカW杯で湧き立つ地球上に、 宇宙ロマンを乗せて 小惑星探査機 「 はやぶさ 」
が 6月13日夜、7年ぶりに帰還しました。
「 はやぶさ 」 は、小惑星 「 イトカワ 」 まで イオンエンジン を使って飛行し、その表面から、
岩石や砂などのサンプルを持ち帰ることを目的にしていました。
「 はやぶさ 」 は、幾多の危機を乗り越え 約60億キロという夢の旅路から 見事に帰還し
「 イトカワの砂 」 が入っていると期待されるカプセルを我々に届けてくれました。
ブラボー !
右写真: 太陽系誕生の謎を探る 「 はやぶさ 」 です。 本当にご苦労さまでした !
☆ イトカワ ☆
この小惑星は、地球の軌道と似た軌道を持ち、日本のロケット開発の父と言われた糸川英夫博士にちなんで
「 ITOKAWA 」 ( イトカワ ) と 2003年に名付けられました。
これまで人類がサンプルを持ち帰った天体は、変成してしまった月だけですが、イトカワは 誕生する
ころの記録をとどめている天体です。
今回のようにサンプルを持ち帰る技術が確立されれば、 「 惑星を作るもとになった材料が
どんなものか 」 など についての手がかりが得られます。
たとえ、回収された量が少量であっても 世界に誇れる大きな科学的成果といえます。
右写真 : じゃがいも をイメージする 「 イトカワ 」 の全景です。
巨大科学 と言われる 宇宙の研究は、 莫大な国家予算を必要とします。
私たちの毎日の生活には直接恩恵はありませんが、 多くの人たちは 宇宙にロマンと夢を描いています。
自分自身がどんな空間に住み、どのような存在であるかを知りたがっているのです。
やはいり、「はやぶさ」による「イトカワ」の調査研究のように「世界に誇る研究」は、世界の
トップでなければなりません。
私たちの夢とロマンの為に No.2 であってはなりません。