哀しみのソレアード


3月の 朝日カルチャーセンター 「 シャンソン教室 日曜クラス 」 の練習曲は、 「 風船売り 」 と 「 哀しみのソレアード 」 です。
特に 「 哀しみのソレアード 」 は、 昨年の 「 桜みさを ヴィオライブ 」 で、私が歌わせて 頂いた思い出の曲です。
これを機会に、 「 哀しみのソレアード 」 についてお話しましょう。
   ( しかし、今回は ” 風船売り ” に挑戦してみます ? )


♪ 「 哀しみのソレアード 」 (歌詞) ♪

もうすぐ終わるのね  二人の砂時計
さよならの足音が  背中に聞こえるわ
あなたのぬくもりを  下さいもう一度
この心 この肌で  憶えておきたいの

一人で生きてゆく  明日は辛いけど
倒れずに 行けるでしょう  思い出がある限り

この広い世界の片隅で  巡り合い 愛し合い
そして別れてゆく二人  でも さよならのかわりに
一言だけ言わせて下さい  あなたに会えて幸せでした

淋しい人生に  光をくれた人
今はただ言いましょう  この愛をありがとう
ララララー  ラララララー
今はただ言いましょう  この愛をありがとう
この愛をありがとう

右写真 : 「 哀しみのソレアード 」 の楽譜です。


♪ 「 哀しみのソレアード 」 について ♪

この曲を歌うことになった昨年 、
無粋な私は、 「 或る男が、ソレアードという美しい女性と別れることになり、未練がましく歌う曲 」 程度にしか、 思っていませんでした。

しかし、原題は 「 ソレアード (SOLEADO) 」 で その意味は スペイン語で、 「 日だまり 、 日当たりの良い場所 」 であると 桜先生 からお聞きしました。

丁度その頃、 中学時代の 亡き恩師の ” しのぶ会 ” で、先生の奥様から 愛するご主人の想い出をお聞き しました。
「 一人で生きてゆく  明日は辛いけど  倒れずに 行けるでしょう   思い出がある限り 」  「 この愛をありがとう 」 というこの歌の背景通りのお話でした。
このお話をお聞きして以来、私のこの曲に対する詩情が一変しました。

そして 老後の私も、 この曲に寄り添うことが できるような気がしてきましたた。


    音楽って、摩訶不思議なもものですね !


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