◎ ゼラニウム ◎
高さ約60cm程度まで生育する ゼラニウム は、丈夫で、美しいく、
昔から観賞用植物として 根強い人気があます。
花色は ローズレッド、 ピンク、 サーモンピンク、 白、 紫紅 など
多彩で、一重と八重があり、四季にわたって その花を咲かせます。
葉 は紋様のあるものが多く、美しい斑入りのものもあります。
窓辺に赤いゼラニウムの花を飾る習慣があるヨーロッパでは、、
災厄より家を守るためといわれています。 その上、昆虫忌避効果
もあるため、虫除けの役割も同時に果たしています。
また、その 精油 は、ほのかに甘くローズに似た香りの中に、
ミントのような香りも含んでいいるので化粧品の原料としても利用
されています。
右写真 : 丹精込めて育てられた 「 ゼラニウム 」 の花たち です。
◎ ゼラニウム 余録 ◎
@ 18〜19世紀にヨーロッパで盛んに交配され 今のゼラニウムが作られ、
特に窓辺を飾る花として欠かせない花となっています。
A 日本には江戸時代末期にオランダから渡来しました。当時は、花よりも葉の
紋様の変化に人気があったようです。
B 現在は改良が進んで 花も大きくなって変化に富み ほぼ四季咲きとなって
世界中で栽培されています。
C ゼラニウム( 学名:Pelargonium zonale ) は、ギリシャ語の pelargos
( コウノトリ ) が 語源で、 実の形がコウノトリの くちばし に
似ていることからだそうです。
D エッセンシャルオイル(精油)は 「 落胆を和らげ、穏やかな気持ちを
甦らせる 」 と言われています。
E ゼラニウムは 1月26日の誕生花 です。 花言葉は ” 心安らかに ”
です。
右写真 : 「 ゼラニウム 」 の アップ写真です。
美しい花たちの名前も知らない自分が恥ずかしくなりました。
「 大鵬、巨人、卵焼き 」 ( 誰も好きで知っていること : 1960年代の流行語 )
に 「 ゼラニウム 」 を 付け加えるべきかもしれませんね。
若い頃から映画好きで、憧れの欧州映画も良く観ました。
荘厳な石造建物の 素敵な赤い花が飾られた窓から 身を乗り出すように、恋人を見送る
クライマックスシーンが思い出されます。 あの目の覚めるようなローズレッドの花が
「 ゼラニウム 」 だったのですね。
これからは、のほほんと過ごすだけでなく、森羅万象 全てのことに意識を持って
接し、より開けた素晴らしい人生を過ごしていきたいと思います。 ブラボー ! !